【第22回イベントREPORT】
眠りにも基本と個性がある。
睡眠の講師が4時間しか寝ない謎

  • 2025.12.31
  • SRU

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【第22回イベントREPORT】
眠りにも基本と個性がある。
睡眠の講師が4時間しか寝ない謎

寝入りが肝心。

眠りにも個人差があって、でも、みんなに共通する原則もしっかり、ある。眠りもスポーツと一緒じゃん!

あっ…勉強もそうだ。

開催者なのに、このトークのテーマを会の途中に納得させられたイベントになりました。

大学病院の元外科医で、いまは不動前駅のそばで開業する「まちのお医者さん」が、睡眠について語る! 12月20日のSRUセミナーは、珍重? 貴重な機会に期待でいっぱいでした。

会の終盤には講師・三浦和裕さんの睡眠習慣が明かされ、参加者一同、どんでん返しを食らうことに。

個性っておもしろいなー、とまた感じさせられました。単純そうな「眠り」でさえ、こんなにも深い。三浦さんの挙げたワードから、印象的なものを拾ってみます。

 

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眠っている時間の経過と睡眠の深さ[/caption]

 

「この図、細かいっすけど。要は、眠りに入ってすぐのタイミングが大事ってことっす」(講師・三浦さん)

寝入りが浅いと、子のさまざまな回復や成長が起きるステップが滞る。それはたいへんだ。

高速展開する三浦先生のトークからは、子の眠りが親のほうの習慣に大きく左右されることも分かりました。

寝ている子は、起きている…

「子どもが寝たら、大人の時間。大きめの音量でテレビや動画を観たり、ゲームをしたりしてません? それ、アウトっす」

「寝ている人って、そう見えても脳は起きてることがある。音とか揺れといった刺激が入れば、横にはなっていても、本当の意味では眠れてないことがあるんです」

寝息を立てている子の顔。親はいつも、なんとも言えない気持ちにさせられます。起きている間、きっと泣いたり笑ったりしながらがんばっている。この子の一日が、少しでも糧になるといいな。あしたまた元気に家を出てくれたらいいな。

親は、子の「すやすや環境」をつくることで、それをサポートできるんですよね。

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子の年齢と、望ましい睡眠時間[/caption]

昼寝は するなら15時までに。マックス20分間

トークでは、「ついつい、あるある」の睡眠習慣 というスライドもいくつか展開されました。

受験や定期試験などで、集中して勉強する子。スポーツなら、大事な試合を控えてたくさん練習する子もいますよね。

そんな時、帰宅後の夕方にいったん寝て、また起きてがんばる!という生活をしている人も多い。

確かに、そのほうが夜の勉強効率をアップ!できそう…でもこれ、三浦さんによれば「アウトっす」。

キーワードは「早寝早起」「寝る前に食うな」などなど、聞いたことがあるフレーズばかりで「わかっちゃいるけど」の事柄ばかりなのですが、その根拠をストーリーに乗せたトークは説得力がありました。

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「ついつい、あるある」の睡眠習慣 ではこんな問いが。[/caption]

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ああ、やっぱりね…と思いきや!?[/caption]

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実は「◎」でもある。そりゃそうだ! 「あるある」の
原則はあくまで、原則なのですね[/caption]

「朝型」の子は勉強、スポーツの成績がいい!

朝型の人の方が勉強やスポーツの成績が良い、という研究報告がある。

朝食を毎日食べている子供は学力や体力が高いというデータもある。

いったん身についた子の習慣を変えることは、そのベースを作る親にとっても簡単なことではありませんよね。ただ、完全に大人になる前の今なら、まだ変われる可能性も高い。すでに大人になってしまった親、がんばりがいはいっぱいです。

日本が睡眠の不調などによって被っている潜在的な経済損失は14.8兆円に上る。たばこのそれは、2兆円ほどだそうです。

起床後15時間ほどで、人の作業効率は「酒気帯び運転」レベル(アルコール濃度0.03%)にまで落ちる。つまり朝7時に起きる人は、22時にはホロ酔い状態になっていることになります。

習慣を変えるため、現実的にはどうすれば? たとえば眠りのリズムに影響する食事については「分食」(少しずつ、栄養素を分けて食べる)というヒントもありました。

[caption id="attachment_1981" align="alignnone" width="800"]
スライドの展開は、これまでのSRUイベントで最速[/caption]

講師が4時間しか寝てないって…

こんなキーワードや根拠を並べる講師の三浦さんが、さらっと触れました。

「ちなみに私の睡眠時間は4時間ほどっす」とさらっと触れました。

えっ。その前に「真性のショートスリーパーは、実際はほとんどいない」と言ってたじゃないですか!

「コロナが来る(2020年)までは7ー8時間は寝ていたんですけどね」とつなぎますが、自らの短い睡眠について核心には触れないまま、イベントは終了しました。

このお医者さんにはきっと、やりたいこと、そのためにやらねばならないことが日々ある。本職以外の活動も重ねる三浦さんの、静かな覚悟を感じました。

※三浦先生の原稿ではないですが、こんな記事も見つけました。
「ショートスリーパーは本当に危険?勉強してわかった睡眠の常識と誤解」
(外部サイト)

「機能的ショートスリーパー」という言葉が気になります。先天性がなくても、工夫して「短い睡眠でも健康な人、機能的な人」に近づくことができる、らしい。

基本原則と個性がある。そして本人の意欲が、それを超えていくことがある。これ、スポーツ指導と一緒だなって、また思いました。

話を聞いた私たちはイベント後のほうがいろいろ調べてたり、続くストーリーを感じさせられたり。

先生は、まだ答えをくれていません。

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眠りについて、実際に課題を持つ方が多く参加してくれ
ました[/caption]



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