パパコーチ しろちゃんの「学び家 manabi-ka」ノート

  • 2023.05.02
  • しろちゃん

「ファンじゃない」のに、ラグビーと生きる。
トンガで見えるスポーツの意味は、
エナジー、共感、連帯と、命への実感。


2023年4月「敬子 ルイさん」/ステージA

ほかの学び家のリポートAを読む→ コガさん [サッカー コーチ]

しろちゃん [しながわバンブーRFC ジュニア(中学)コーチ]

SRU認定「学び家manabi-ka」さんによるセミナーレポートを紹介。学び家さんは、一つのセミナーについて二つのレポートを書いています。

一つは、参加直後の報告と感想(レポートA=公式サイト掲載)。
もう一つは、自身の競技や職業など専門分野から気付きを深めたもの(レポートB=アンバサダー会員に配信)、
そして、学び家さんが集って語り合った座談会(レポートC=アンバサダー会員&有償会員に配信)!

セミナーに参加した人も、していない人も。複数の目線と深度で、当日のセッションを反芻していただけます。聞くだけではもったいない! SRUの世界をおたのしみください!

「絵」とキーワードでまとめる「だいたいこんな感じでした」


テーマ
『トンガ移住ママ、たかこさんと考えるスポーツと子育て
    ~あなたはなぜ、子どもにラグビーさせているの?~』
開催日
4月30日(日)17:00 ~ 18:30
会場
小山台財団会館【東京都品川区小山4-11-12】
対象
保護者・指導者・ラグビークラブのジュニアの子も参加!

概要
今回のスピーカーは敬子ルイさん。NGO「TALANOA Community Trust」理事/「Cocokara beach」代表。二児の母。
「親が子のスポーツをいかに支援するか」をテーマに、シングルマザー、釜石で震災を経験、トンガ移住、フンガ・ハアパイ噴火を経験という中で見据える子育ての本質。また彼女にとってスポーツはどう映っているのでしょう。
トンガ本島から275キロの離島に住む敬子(たかこ)さんは「私はラグビーファンではないのだけど」と言いながら、この島々でいかにスポーツが大きな存在であるかを感じています。貧しい島の子にとって光になる存在なのだと。
聞き手は「国歌でおもてなし」活動で2019年ラグビーW杯を盛り上げた「Scrum Unison」の北川茉以子さん。そして彼女も、2児と生きるママの視点から質問をしてくれます。

今回のキリトリ
『子供にスポーツをさせたい! ラグビーが好きになって欲しい!』
たかこさんなりのそれに対する回答があるけど、皆さんはどうですか?の逆質問が飛ぶ(笑)
普通のセミナーとは違い、聞き手の『北川さん』からの質問に『たかこさん』が答え、
そこからの質問が聞いている皆に。そんな流れだった今回。

特に『後半』+『アフターマッチファンクション』は終わりが見えないくらいの大盛り上がり!

子供への接し方・共有・共感・エネルギーの矛先の向け方、命の大切さ、重み。
ババウでの暮らしの中での幸せ。ラグビーファンじゃないのにラグビーに関わっている理由は??
1時間30分では時間が全く足りないくらい濃いセッションだと感じました!

参加者の感想
◉スポーツが出来る環境、戻ってこられる場所がある事、東京(都市部)でスポーツをする事を考えさせられました
◉スポーツ・ラグビーを通して得られる価値・喜び・子供達の成長は、日本でもトンガでも共通。人々にエネルギーをもたらす…
◉魚卵への捉え方「ほぉ~」と思いました。1つ1つのお話が楽しく勉強になりました。ヴァヴァウ行きます
◉子供の意思を尊重し、トンガに住む。過酷ながら幸せを感じる。それだけで胸が熱くなりました

PROFILE
城野由充 しろの・よしみつ/しながわバンブーRFC ジュニア(中学生)コーチ/(株)志村精機製作所勤務/剣道五段(小5〜35歳) 1981年生まれ、福井県 南越前町立 湯尾→町立今庄中→私立北陸高。息子に教えるラグビーが楕円級の入り口に。以来、勉強を重ね、日本ラグビー協会 C級コーチなど指導資格取得を重ねる。走りの学校 公認インストラクター、STARリズムトレーニング協会ディフューザー。バルシューレ C級指導者。家族は妻と一男。