パパコーチ「しろちゃん」の SRU学び家 manabi-kaノート

  • 2023.03.19
  • 成見 宏樹

ジュニア(中学生チーム)で指導、息子が幼児クラスでお世話になっている城野が、SRUのセミナーについてまとめちゃいます。
これを見れば、あなたも講習を「受けたつもり」になれる! ww。

パパコーチの「学び家」(まなびか=SRUが日程するセミナー奨学生)がまとめるノートは、ステージAからCまであります。
※ステージBとCは有償スポンサー&メンバーの方へ共有いたします。

学び家ノート しろちゃん編

ステージA

1)「絵」とキーワードでまとめる「だいたいこんな感じでした」

2)コメントノート

講師なるみさんの言葉を、まとめてみました。
なるみさんとはしながわバンブーRFCのジュニアで一緒に中学生の指導、サポートにあたっていて、いろんな話をします。
僕が仕入れてきた情報を喜んで、聞いてくれます。
なるみさんが、普及と育成についていつも話していることが、幼児や1年生の教え方にもつながっていると感じました。

子供の可能性はどこまで???

なるみさんコメント

延岡にある「杉の子こども園」の子供達は、子供達が子供達を教えてあそこのレベルまでになっている。
周りの大人達は、子供たちを見守って安全を確保して、共感する言葉がけを行っているだけだそうです。
そうだとすると子供達は無限のポテンシャル秘めていると思っています。

その秘めたポテンシャルを引き出すカギが『主体性』と『安心出来る場所』

主体性のある子供に育っていって

ラグビーという競技を通して、子供達に『主体性』のある子供に育って欲しいです。
これしちゃいけない・こうしなさいという押しつけは『自主性』しか生まれないと考えています。

ここでいう『主体性』とは、自分でやろう・自分でルールを決めよう・誰と・どういう風に遊ぼうと子供自身が決めていけるようになる事です。
そういった考え方が出来る事で、ラグビーも自然と上手くなっていくのではないかと考えています。

勝利だけを目標にしてしまうとそれだけに先鋭化してしまい、つまらなくなっていってしまいます。

子供達の動きを限定してしまうと、その中だけに留まってしまうので保護者は動きを広げられるような言動をして欲しいなと感じています。
主体性があると感じた経験がある。ジュニアの子供達がミーティング中にこういう練習でこうしたい!という意見を出してくれた時がありました。
その時、そのミーティングの場は子供達のもので、子供達も自分の場だという認識でいたからこそ意見を出し合えたと思っています。

そう言う意見や感覚を主体性と捉えて子供達がもっと活発に意見交換・自分達の場所を確立出来るようになってほしいです。その集大成がバンブージュニア(中学部)の場であれば最高です。
幼児~小学生~中学生とバンブーの中で育っていく過程で、身に着けていってほしいと願っているし、そういう指導をしていきたいと考えています。

子が安心できる場になろう

バンブーのクラブ自体が子供達にとって安心出来る場所となっていってほしいです。
簡単に言うと、低学年・幼児さんなら地面に転がっても良い・好きに体を動かして良い場所(笑)。
そんな何をしても(危なくない事)良いという安心感が子供の中にあって、ある程度のルールが守れているとなれば大人がそんなに沢山叱る必要もなくなると思っています。

今回やった遊びの中でその子だけの場所(陣地)を設定して、そこには親が待っているという状況を作りました。
その状況は子供の立場からすると、『自分だけの場所』に『信頼している親が待っている』というとても大きな安心感を得られたはずです。
クラブ内の話に置き換えると、学年が上がるにつれて保護者がいてくれる場所が遠くなっていってしまう。
でもバンブーには親だけでなく、コーチ・保護者が見ていてくれると言う安心感があって、自分のポジション(ラグビーだけでなく友達関係の中のポジション)もある。

自分が・自分のラグビーのプレーが・友達が・チームが・色々な事が認めてもらえる場所だと感じて安心して、楽しく通ってもらえるようなクラブで在りたいと思います。

3) わたし(しろちゃん)のMEMO

一見「ラグビーらしい動きが無い」!? と思ったけれど……
切り返しステップ・判断能力・手足の指の力アップ・
転がる事での三半規管の機能向上・受け身の姿勢を学ぶ

コツとしては、背中を丸め、おへそを見るようにして頭を打たないように気をつける

転べない・転がれない ⇐ 転んじゃいけない

寝返りを打つと平衡感覚が乱される。
寝返りを繰り返すことによって平衡感覚が鍛えられ、三半規管の機能強化につながる。
ごろごろと何度も寝返りを打ってみよう。
同じ理論で、前転(でんぐり返し)や後転運動、頭を振る、しこを踏むといった運動もバランス感覚を鍛えるのにオススメの方法。

ゲームライクの練習は『自分に何が必要なのか』がよく分かる